少し高価なレーザー彫刻機を買ったよ【LaserPecker2】

安価なレーザー彫刻機を買った筆者は、続いて少し高価なレーザー彫刻機の購入に踏み切りました。

ブラックフライデーで少し安かったのです。安かったのでついつい買ってしまったのです。

買ったのはこちら、『LaserPecker2』です。

前に、FLUXのbeamoがほしいなあと考えていましたが、値段とか置き場所、メンテを考えて、今のところはbeamoは諦めました。 今のところは。

それで、小型で、ちょっと高いがbeamoほどではないということで、LaserPecker2を購入しました。

本当は、最新機種のLaserPecker4がほしかったけど、そっちは値段がbeamo並なので、値段がいい感じの2にしました。

で、色々と使ってみたので、レビューもどきをしてみましょう。

設置場所

こんな感じに左手にガスコンロがある台所の机に設置しました。

設置場所を台所にした理由は排煙です。

レーザー彫刻をするとき、煙を何もしないでいると、部屋がもくもくになってしまいます。そのため、煙を換気扇に捨てるため、この場所になりました。

LaserPecker2(以降、LP2)はオレンジ色のカバーの後ろにファンがついています。そこにダクトホースをつなぎ、さらにもう一度ファンを挟み、最終的に換気扇の前へ煙を捨てている仕組みです。

部屋に置くにしてはおおげさな仕組みですが、そうじゃないと部屋に煙が充満して、命の危機におちいるので、必要な設備です。

買ったもの

購入するにあたって悩みましたが、以下の「多機能電動台座付き」にしました。

このセットには、

LaserPecker 2 彫刻機本体*1

多機能電動台座*1

電動スタンド*1

保護シールド*1

ゴーグル*1

アダプター*1

usbケーブル*1

日本語ユーザーマニュアル*1

がついてきます。

これにプラスして、以下のアクセサリセットを購入しました。

このアクセサリセットには以下が含まれます。

1 *収納用ケース

1*第三軸ボックス

1 *カットプレート

1 *バッチ彫刻ボタン

1 *Bluetoothドングル

1*排気パイプ

カットプレート(ハニカムテーブル的なギザギザの金属板)とBluetoothドングルを目的に買いました。

それぞれ、ブラックフライデー価格で111,199 + 28,899 = 140,098円となりました。

beamoやLP4よりは安いですが、高いことには変わりありません。必死で悩んで迷って購入しました。

ソフトウェア

LP2を操作するにはAndroid/iPhoneなどのスマホ、もしくは、WindowsなどのPCが必要です。

それぞれにソフトウェアがあり、無料でダウンロードできます。

使ってみた感じ、スマホアプリは必要最低限の機能で、本格的に使うならPCが必須だと思います。

PCと本体の接続はUSBもしくはBluetoothです。

USBはただつなぐだけでよいですが、Bluetoothの場合、PCにBluetooth機能があってもそのままではつながらず、購入したドングルを接続するとつながりました。(このドングルがBluetooth接続の場合必須なのかはわかりません)

成果物

操作時の設定値の加減が難しいですが、こんなふうなものをつくることができました。

(鶴の絵は https://www.thingiverse.com/thing:6295197より借りました )

けっこう細かいところまで描画できるなという印象がありました。

良い点、不満な点

手軽に使えるのが良い点です。小さいので、部屋の隅に置くことができます。ソフトウェアも使えないことはない程度にきちんとしているので、簡単に遊べます。

不満な点というか、このLP2がカバーしないのは、大きなものへの彫刻です。 幅の狭い細長いものは電動台座でカバーできますが、両辺とも長いものへは彫刻できません。 コンパクトさとの引き換えの欠点となります。

でも、レールでレーザーヘッドが動くタイプは場所をとるので、筆者としてはこれを購入してよかったと感じています。

おすすめするか?

高価なものなので、誰にでもすすめることはできませんが、金が有り余っていて、でも部屋は狭いから普通のレーザー彫刻機を置けないんだよね、という方にはおすすめとなります。

手軽に遊べるので、金と時間に余裕があるヒトはぜひ遊んでみてください。

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