週報ではない、きまぐれに思い出したことをつづるやつ #2

前書き

#1がばかみたいに長かったので、今回は自重します。

本文 - 自作キーボード&クラフト篇

仕様

筆者は力加減ができない悲しい生き物のため、やすりがけをしていると削りすぎることが度々あります。

そのため、今後頒布するポリマークレイのキーキャップでは、下部の隅にベースにしているキーキャップが露出するのは仕様です、と明記することにしました。

仕様であり仕方がありませんので、お求めの際はご承知ください。

キーボードにはめてしまえば、そんな目立たないとは思いますが、気になる方は多いと思いますのでしっかり表示します。

コーティング

ポリマークレイのキーキャップのコーティング方法に迷っています。

樹脂なので、何もコーティングしなくとも、研磨すれば多少光るのですが、表面を保護する、強化する意味をこめて、コーティングしたいです。

ですが、UVレジンだと樹脂表面と癒着しないため、傷が入って空気が入ったりするとぺりぺりとはがれてしまいます。

そのため、UVレジンの次に、ハンドメイドクラフト用のニスを試しました。 こちらです。


ですが、所定乾燥時間の一時間後および二十四時間後に水研ぎしたところ、表面がふやける状態になったため、このニスは水研ぎには向いていなさそうな気配を感じました。

次に、水性ウレタンニスを使用してみる予定。 でも結局癒着しない以上、いつかは剥がれる運命なのかもしれない。

キーキャップへの彫刻印刷

前回#1で書きましたが、レーザー彫刻機によるキーキャップ表面への印字のめどがたちました。

なので、ゲーム向けにこういうキーキャップをつくりたい次第。

左から、マウント(空を飛べる乗り物)搭乗、マウント上昇/ジャンプ、マウント下降/潜水、です。

乗り物がUFOなのは、絵が描きやすいからです。 後、乗るっていう描写も楽だから。

こんな構想を前々から持っていたら、ゲームにUFOマウントが実装されてしまうという事態になりました。

まあ、そんなこともあるさ。

後は、キーキャップの真ん中に印刷できるように、治具を作ったり調整したりする必要がありますが、うまくいったら、少しつくって頒布してみたいと思っています。

(アブダクトのイメージ自体は広くイメージされているものだと思うので、これが何かの権利を侵すことにはならないと思っています……)

左手デバイス

別記事で書いていますが、FF14を遊ぶにあたって、左手デバイスのRazer Tartarus V2を使っています。

時々キーが入りっぱなしになって暴走すること以外は、特に不満のないデバイスなのですが、このたび不満点がひとつ発生しました。

スイッチがMX互換ではないことです。

キーキャップへのレーザー彫刻機での印刷めどがたったので、できたらMX互換キーキャップを装備したいなあと思ったのです。 そのため、いい感じの左手デバイス製作を思い立ちました。

構想はこんな感じです。 Tartarusを踏襲しつつ、右下キーを増やしたいと考えています。 また、キーの傾斜を強めて、奥のキーも多少押しやすくしたいとも。

構想図は角度とか列ごとの距離とかを何も考えていませんが、方向性はわかってもらえると思います。

このようなデザイン(いわゆるエルゴノミック?)を実現するには、基板を分割したり曲げたりする必要があります。

分割して配置するのは、あらかじめ角度や距離を計算してそれにあわせた分割をする必要があるため、めんどうです。 そのため、今回はフレキシブル基板を採用したいなあと考えたり考えなかったり。

また、フレキシブル基板にしたからとはいえ、角度や距離を自由にするには限界があると思い、列ごとに基板を分割する方針にしました。 つまり、指ごとに基板を配置するということです。

さらに、行数の違う列にそれぞれ基板をつくるのはめんどうくさいので、途中とちゅうにパッドを設けて、基板をカットできるようにしようと考えました。

この二点の方針で考えた基板の構想は次の通りです。

(ただのパッドにしていますが、もしかしたら、スルーホールも開けて、配線を通して固定しやすいようにしたほうがいいかもと今思いつきました)

普通のキー部分はこんな感じでいくとして(実現可能かはこれから調べます)、 後はホイールとジョイスティックです。

ジョイスティックは部品が売られているのを知っているので、大きさとかを吟味して買います。

ホイールは、今回初めて調べたのですが、エンコーダ部分とホイール部分が別々に売られているようなので、もっと調べて、いい感じの買いたいと思います。 (ホイールは、要はロータリーエンコーダーらしいです)

そして、ホイールとジョイスティックを固定するための基板。 これも発注する、もしくはユニバーサル基板とかで対応できるかな?という感じ。

右下の離れているキー部分はフレキシブル基板を切って対応。

――と、まあ、こんな感じで構想はできました。

構想時間:七時間くらい(ご飯、ツイート、調査、記事のこの項目の作成時間を含む)です。

実現可能性はこれからですが、情熱のあるうちに作業したほうがよいことはわかっているため、せっせと調べて、考えて、作業していきたいと思います。

何か続報ありましたら、Twitterとかこのブログとかで。

後書き

短くないね、長いね。

FF14設定 その3: HUDレイアウト

本投稿は、筆者のFF14での色々な設定(コンフィグとかキーバインドとか)を記録した投稿です。

ひとつの投稿にまとめると長すぎるため、分割します。 それぞれの記事の予定概略は以下の通りです。


その1: キャラクターコンフィグとシステムコンフィグ(未投稿)

その2: キーバインドとマウスと左手デバイスの設定

その3: HUDレイアウト(この投稿)


では、「その3: HUDレイアウト」です。

以下、FF14内の画面のスクリーンショットの著作権表記は以下のとおりです。
© SQUARE ENIX

非戦闘時

まずは、非戦闘時の全体像です。

特段変わったところはありませんので、粛々と説明していきたいと思います。

ホットバー1、2、3、4、10

その2で書いたとおり、左手デバイスShift、Altとサイド12ボタンマウスの1から9、0、ー、=の組み合わせで戦闘スキルを行使しています。

ホットバー1、2、3、4は非共有のため、戦闘に使うジョブ固有のものはすべてここに置きます。

ホットバー10は共有ホットバーで、お手軽パーティチャットマクロや何かあったときの雀の涙ポーション類、スプリント、プロトン、コンテンツアクションを置いて、必要なときはマウスでクリックします。

1がCF時のパーティ向けよろしくお願いします系、10がお疲れさまでした系、ハートのありがとう系、バツのごめんなさい系、!の間違えました系と、よく使うものはマクロ化しています。

左手デバイスを使っている都合上、キーボードとの行き来は戦闘時に難しいためのマクロ化です。 蘇生してもらったときの感謝を忘れたくない故のマクロ化ですが、気持ちがこもっているのかいないのか?と議論の対象かもしれません。

チャットログ

サイズ24で、文字を大きくしています。 これくらい大きくないとあわてているときに文字が読めません。

タイムスタンプもまあ必須です。 これがないとLSのチャットとか、いつのものかがわかりません。

Generalが普段用、FCがFC専用、CWLSがLS専用です。 Battleはバトルログが全力で流れていきます。

普段はチャット入力欄はPartyに固定していて、LSやFCはコマンド(/cwl1、/fc)で送信しています。

クロスホットバー

マウキー&左手デバイス専門のため、マウスクリックできるホットバーを増やすためのクロスホットバー表示です。

これは最近追加して、もっとも頻繁に使うエモートを登録しておいています。

ダブルクロスホットバーはまだなんとなく表示しているだけで使っていません。

ホットバー5、6、7、8、9

マクロによって、「なんちゃってタブ表示」をしているホットバーです。 クラスの空きホットバーを動的にコピーすることで実現している、よくあるやつです。

「機能あれこれ」はメインコマンドを登録していますが、よく使っているのはテレポ、デジョン、ディグ、ギザールの野菜くらいです。

「エモート」は見ての通り、よく使うエモートを登録しています。

「着替え」はジョブチェンジ用で、左側が戦闘ジョブ、右側がギャザクラです。 右下のクラスは「なんちゃってタブ表示」に使っているものとなります。

ここはキーバインドをしていませんが、唯一ホットバー9の8だけはマウント(クラウドマロウ)を登録し、Shift+Spaceにキーバインドしています。 これによって、左手デバイスのボタンクリックによるマウント騎乗をおこなっています。

このタブ表示に使っているマクロは後述します。

その他

後はメインクエストガイド、ナビマップなど見た通りです。

自分のHP、MPは気にしないといつのまにか危機的状況があり得るため、キャラに重なるように配置して、いやでも目に入るようにしています。

続いて、戦闘時のHUDレイアウトです。

戦闘時

続いて、戦闘時の全体像です。

クロスホットバーが邪魔くさいですね。 はい、そう思ったので、HUDレイアウト切り替えボタンを設置したいと思います。

それはさておいて、これだとわかりづらいので、HUDレイアウト画面の中心部を貼ります。

戦闘に必要なものはこの中心部に集中させています。

おおむね、自分の情報が左側、ターゲットの情報が上側、パーティの情報が右側(アライアンスリストもパーティリストの右側にあります)です。

自分のステータス情報は左に表示していますが、見る必要が多いデバフ情報はパーティリストで見て判断することが多いです。

いちばん大事といっても過言ではないターゲットのキャストバーは画面のまんなかで180%表示にしています。

フォーカスターゲットはあまり使えていないので今後使うようにしたいと思い、左下に設置してあります。

このへんも特に変わったレイアウトにはなっていないと思います。

高難易度はやらない勢で、基本ジョブは詩人で、ときどき白魔をやる上ではこれで間に合っている次第です。

まとめ

こんな感じです。

今まとめてみたところ、見直したい部分もあったので、今後も遊びやすいように変えていくと思います。

以上、何かのご参考になればさいわいです。


FF14設定に関する投稿一覧

その1: キャラクターコンフィグとシステムコンフィグ(未投稿)

その2: キーバインドとマウスと左手デバイスの設定

その3: HUDレイアウト(この投稿)


後述:「なんちゃってタブ表示」

ホットバーの共有設定はこうです。

そして、使わないクラスの幻術士/弓術士/槍術士の「非共有ホットバー1から4」を、「共有ホットバーの5から8」へコピーするマクロを使っています。

マクロは以下の通りです。

# 幻術士の非共有ホットバー1から4を、共有ホットバー5から8へコピーするマクロ

/hotbar copy 幻術士 1 share 5
/hotbar copy 幻術士 2 share 6
/hotbar copy 幻術士 3 share 7
/hotbar copy 幻術士 4 share 8

# 弓術士の非共有ホットバー1から4を、共有ホットバー5から8へコピーするマクロ

/hotbar copy 弓術士 1 share 5
/hotbar copy 弓術士 2 share 6
/hotbar copy 弓術士 3 share 7
/hotbar copy 弓術士 4 share 8
/micon お辞儀する emote

# 槍術士の非共有ホットバー1から4を、共有ホットバー5から8へコピーするマクロ

/hotbar copy 槍術士 1 share 5
/hotbar copy 槍術士 2 share 6
/hotbar copy 槍術士 3 share 7
/hotbar copy 槍術士 4 share 8
/micon ミラージュプレート general

このため、切り替え表示される部分の中身(「共有ホットバーの5から8」)を変えたいときは、使わないクラスの幻術士/弓術士/槍術士にクラスチェンジしてから、「非共有ホットバー1から4」を編集します。

以上です。

週報ではない、きまぐれに思い出したことをつづるやつ #1

前書き

週報ではない、きまぐれに思い出したことをつづるやつ、です。

週報とか日記を日々つづれるほど真面目ではないので、週報ではないけど、なんか色々やったこととか考えたことをつづれたらな、というやつの、#1です。

#2があるかはわからない。

本文

樹脂粘土と石粉粘土

動画を見ていて影響されて、何かを造形したいという思いに駆られたため、樹脂粘土のモデナや石粉粘土のラドールを購入。

辰の置物をつくったり、多肉植物をつくったりして楽しむ。

ちなみに、辰の置物はまだ色が塗り終わっていない。

辰の置物の3Dモデル

辰の置物を3Dモデルでも造形してみる。

かわいいでしょう?

Blender、ひいてはFusion360を使い始めたころに比べ、随分と上達したなと自分を評価しています。

基本のオブジェクトの組み合わせではあるんだけど、「こういうカタチにしたい!」という考えをきちんとカタチにできているところが評価ポイントです。

それから、このダルマも評価ポイントです。

ポリマークレイ

海外ではポリマークレイ、日本ではオーブン樹脂粘土とかいう部類の粘土をあつかうようになる。

樹脂粘土や石粉粘土に比べると時間経過に追われることがないのが利点で、好きなだけこねくり回すことができます。

問題はオーブンが必要なこと。

オーブンでブンしなければならず、レンチンはだめです。

実家に帰省しているころにはじめてポリマークレイを触ったため、実家では餅を焼くオーブントースターで焼きましたが、まあなんとかなりました。

でも家に帰ってくると、オーブンがない。

オーブンレンジはあるから、予熱すればよさそうだけどめんどくさいなあと思い、一念発起してオーブンを購入しました。

しかも、ポリマークレイはオーブントースターではなく、コンベクションオーブンという対流があるタイプを推奨しているらしいので、二束三文のオーブントースターではなく、少し値の張るコンベクションオーブンを購入です。

使ってみた感じとしては、ケチってオーブントースターにしなくてよかったな、です。

ある程度の大きさがあるほうが、色々つくって色々焼けるのでいいなって。

というわけで、今後もあれこれつくりたいと思います。

ポリマークレイのキーキャップ

おまけの目的である、ポリマークレイでのキーキャップ作成にいそしむ。

遊舎工房さんから無刻印のDSAキーキャップをまとめ買いし、それをベースとして粘土を盛る、盛って焼く、こんがり焼けたら、削る、削ってそれから削る――という作業をおこないました。

最初は適当に粘土をちぎって貼り付けていたため、大きさも斜辺の傾斜もバラバラだったのですが、コツをつかんで、DSAより一回り大きい(でも底辺周りは他のキーキャップと干渉しないようにする)くらいに統一できるようになりました。

研磨も徐々に上達。

ポリマークレイはUVレジンに比べると削りやすい印象で、神ヤスという使いやすいヤスリの助けもあり、表面をプラスチックぽいなめらかさにすることができるようになった。

でもいくら上達しても手指への負担が大きいため、楽する方法を模索中。

実績:レーザー光線でキーキャップを溶かす、レーザー光線でキーキャップを焼くを獲得

Twitterで見かけた、TALPKEYBOARDさんの紹介にあったキーキャップ作成動画に影響され、レジェンド入りキーキャップへのあこがれをふくらませる。

さらに、同じくTALPKEYBOARDさんのブログ記事に影響され、キーキャップにレーザー彫刻する実験をおこなう。

結果、キーキャップの表面に炎をあげさせる、キーキャップの表面を溶かすという実績を獲得しました。

あと、まあ彫刻できそう、という手応えも獲得。

左から、焼いて溶かす、焦がす、焼いて溶かす、うまくいった、です。

素材は遊舎工房さんからまとめ買いしていたPBTの無刻印SDAキーキャップです。 (この実験により、手元の無刻印キーキャップを使い切り、追加注文した)

使ったレーザー彫刻機は、半導体レーザーのLaserPecker2です。

高出力にすると焼ける溶ける、低出力にするとウンともスンとも、を繰り返してあきらめようとしたところで、キーキャップ表面の平滑さがまずいのではないかと気づき、油性マジックを塗ってからレーザー照射を実行でうまくいきました。

表面に何か塗るというのは、半導体レーザーで透明な物体、反射する物体に彫刻するときの常套手段で、それでうまくいったわけです。

まだ位置合わせや油性マジックより水性マジックのほうがいいかとか考えることは多いですが、けっこう良い感触は得られました。

注文中のキーキャップが届くまで、何か利活用方法を考えたいと思います。

www.talpkeyboard.com

神ヤスが良いって話

神ヤスはゴッドハンドというメーカーのヤスリで、スポンジに布ヤスリをはりつけたヤスリです。

スポンジベースのため、曲面にもあてやすく、布ヤスリのため、削りかすを洗い落とすことである程度は再利用できるという特性を持っています。

研磨作業って大嫌いだったんですけど、このヤスリに出会って、研磨作業が大好き……ではないけど、まあまあ楽しくなりました。

ひとまずまとめ買いをしておいたので、たっぷり使おうと思います。

両面テープ

我が家に両面テープはないものと思っていましたが、お道具箱を漁ってみたところ、見つかりました。

ただなんかこの両面テープ、筆者が小学生のときに持っていたやつな気がします。

物持ちがいいね。

安全第一

クラフト作業をしていると怪我がつきものですが、今一度気を引き締めたいと思いました。

先週はクレイカッターの刃の方向を上下間違え右手人差し指の腹を切る、今週はデザインナイフで勢いあまって左手人差し指の腹を刺す、という、泥棒も真っ青な暴力行為をおこないました。

さいわい、そんなでもなかったので、そんなでもないのですが、一歩間違えば一針二針なので、クラフト作業時は気を引き締めようと思い直した次第です。

刃の方向は確かめる、刃物をそのへんに置いとかない、切れ味の悪い刃を使い続けない、刃の先に指を置かないなどなど。

みなさんも気をつけましょう。

コンパウンド

タミヤの水性の荒目細目仕上げ目を使っていたけれど、フィニッシャーズのとかピアノコンパウンドとか油性のを使い始める。

においに参る。

ぱーふぇくとな工具入れ

UVレジンやハンドメイドアクセサリなどものづくり趣味が多いため、それぞれの道具向けに工具を資材とセットで収納していますが、それでもいざというときに見つからない事が多いです。

だから、ぱーふぇくとな工具入れをつくっておきたいなと思いました。

ハサミ、カッターナイフ、ニッパー、デザインナイフ、ホッチキス、ボールペン、ドライバー、ピンセット、そんなものをまとめておきたいと思うため、今度100均で入れ物を買ってこようと思います。

ポリマークレイのマーブル模様キーキャップの試作品頒布

お試しをかねて、頒布。

適正価格がわからず、徐々に下げていく手段をとったけど、BOOTHだと値段を下げるのがめんどくさいので、もうやめようと思った。

2個売れたため、梱包を実施。

ハンドメイドアクセサリーの梱包動画を思い出しながら梱包したため、なんかかわいらしくなった。

でも、梱包に使っている内箱の在庫がもうすぐなくなるため、その後について要検討。

粘土の抜き型

粘土用の抜き型をつくりたい。

できたらSVGのラインデータを簡単に抜き型のカタチにしたい。

でもうまくいかず、調べたり考えたりしている。

まずは単純な丸とかでつくって印刷して、使い物になるか考えるかな。

アンケート

市場調査したところ、境界線のあるタイプが好まれる傾向にあることがわかった。

  1. 赤青白
  2. 白黒
  3. 赤白(境界線有り)
  4. 赤白(境界線無し)

後書き

はてなブログMarkdown記法で、ただの#を文頭に書こうとしたら見出しになったけど、円マークで――ローカライズじゃなくて、カテゴライズじゃなくて、エスケープ、そう、エスケープしたら、大丈夫だった。

というか、この投稿長すぎない?

FF14設定 その2: キーバインドとマウスと左手デバイスの設定

本投稿は、筆者のFF14での色々な設定(コンフィグとかキーバインドとか)を記録した投稿です。

ひとつの投稿にまとめると長すぎるため、分割します。 それぞれの記事の予定概略は以下の通りです。


その1: キャラクターコンフィグとシステムコンフィグ(未投稿)

その2: キーバインドとマウスと左手デバイスの設定(この投稿)

その3: HUDレイアウト


では、「その2: キーバインドとマウスと左手デバイスの設定」です。

最初にキーバインド、次にキーバインドを踏まえて、マウスと左手デバイスを説明します。

以下、FF14内の画面のスクリーンショットの著作権表記は以下のとおりです。
© SQUARE ENIX

キーバインド

移動操作

基本の移動操作がWASD、ストライフ移動をQE、ジャンプをSpaceとしているのはデフォルトのままだと思います。

武器の自動納刀をオフにしているため、必要なときに手動でZを押し、武器を納刀/抜刀しています。

主に潜水時に使う「飛行/潜水操作:下降」はCtrl+Spaceでジャンプ操作にキーをプラスです。

このへんのカメラ操作はあまり使っていません。

ターゲット

ここは使っている機能はありません。

「一番近くのNPC/オブジェクトをターゲット」をRに割り当てています。 これはクエストのオブジェクトがヒトに埋もれているときに重宝します。

それ以外は使っていません。

ここも使っている機能なし。

ショートカット

マップをMに割り当てていますが、あまり使っていません。 マップを開くときは、ナビをクリックしています。

ショートカット類はほぼ割り当てていません。 間違えて押すとウィンドウが開いて、面倒なためです。

チャット

ほぼ使っていないです。 Enterでチャット入力に入るのと、/でコマンドを打ち始めるのくらいです。

システム

決定操作をTに割り当てています。 これはRに割り当てた「一番近くのNPC/オブジェクトをターゲット」と組み合わせて利用しています。

エスケープ操作のEsc、スクリーンショットのPrint Screen、UI表示切り替えのScroll Lockはデフォルトのままだったと思います。

このへんは使っていないです。

ホットバー

ホットバー1を1から9、0、-、^で割り当て、ホットバー2がプラスしてShift、ホットバー3がプラスしてAltです。

1から9、0、-、^のキャラクターはデフォルトのキーバインド(キーボードの数字列)を踏襲しています。

戦闘アクションを割り当てているホットバーは1から3のため、これのみ割り当てです。

マウントを登録しているホットバー9のスロット8にShift+Spaceを割り当てています。

ゲームパッド

何も割り当てていないため、省略です。

マウスと左手デバイス

操作デバイスとして、サイド12ボタンマウスのRazer Naga X( Amazonアフィリエイトリンク )と左手デバイスのRazer Tartarus V2( Amazonアフィリエイトリンク )を使用しています。

マウス

マウスのキー設定は以下の通りです。

右クリック、左クリック、ホイールUp、ホイールDownはデフォルトのままです。 ホイールクリックはAltに割り当ててありますが、基本的に使っていません。

ホイール下のボタンはマウスの「次の感度ステージへ移行する」を割り当てています。 これは、デフォルト設定を踏襲したもので、普段は使うことがありません。 (時々、別PC環境のカーソルスピードに慣れてしまったときに触るぐらい)

サイドの12ボタンは1から9、0、-、=を設定しています。 USキーボード表記の=は日本語キーボードの^に相当しています。

これが、3*4に設定したホットバーと一対一に対応しています。

戦闘時は、このサイドボタンとShift、Altを組み合わせて使っています。 ホットバー1から3はこれで実行し、それ以外のホットバーはマウスクリック実行です。

左手デバイス

左手デバイスの設定は以下の通りです。

基本コンセプトは、移動操作とShiftキー、Altキー押下を左手でおこなうことです。 また、Shiftキー、Altキーの押し方が普通のキーボードとあまり変わらないようにしています。 そのほかは、よく使うキーを01からのボタンに配置し、キーボード使用はチャットを打つメインです。

WASD移動

ジョイスティックはWASD割り当てで、移動操作です。 普通のキーボードでWASD移動をするのと操作感が変わらないようにするための設定です。

ShiftキーとAltキー

小指のホームポジションである ボタンにShiftキー、薬指のホームポジションの ボタンにはAltキーを割り当てています。 普通のキーボードでもShiftキーを小指で押すため、移行コストを低くしています。(でも、キーボードの場合、Altキーはあまり押さない)

ホットバー2は1のキーにプラスしてShiftキー、ホットバー3はプラスしてAltキーとし、戦闘時のアクションをホットバー1と2、3に集中させています。 マウスのサイド12ボタンとShift、Altキーの組み合わせで36個のアクション実行が可能となるわけです。 (ただし、左手デバイスを使わず、キーボードを使う場合はAltキーが押しづらいため、Altキーをプラスするホットバー3はマウスクリックすることが多いです)

ジャンプとマウント、潜水

中指のホームポジションのボタン13にはSpaceキーを設定し、Spaceキーにはジャンプを設定しています。

そして、その上のボタン08にはホットバーにセットしてあるマウント、下のボタン18にはCtrlキー+Spaceキーを設定し、これは 下降としてキーバインドしてあります。

これにより、マウントによる飛行時は上のボタンを、潜水時は下のボタンを押す、という風に直感的に操作できるようになります。

その他

後は、使う機能を空いているボタンに割り当てています。

マップ表示のMキー、納刀/抜刀のZキー、「一番近くのNPC/オブジェクトをターゲット」のRキー、決定操作のTキーがよく使う機能です。

特にRキーとTキーのキーバインドは、クエストでターゲットしたいNPC、オブジェクトがPCに埋もれているときに重宝します。

キーバインドがRキーとTキーなのは、キーボードで操作するときにWASDの近場だからです。

ホイール

あまり使いませんが、普通にスクロールUp、スクロールDownを割り当てているため、マウスのホイールと同等です。

ホイールクリックは何にも割り当てていません。

ボタン20

移動操作をする親指の側面で押すボタン20は、Ctrlキーを割り当てています。

Ctrlキーを使うのは、ホイール回転と組み合わせて、カメラのズームイン、ズームアウトをするときです。 また、アイテム詳細テキストの「一時的にNQとHQを切り替えて表示する」にも時々利用します。

丸ボタン

Razerの独自機能のHypershift機能を割り当てています。 このボタンを押している間は、他のボタンが別のキー割り当てに変化します。 つまり、割り当てられるキーが約2倍になるわけですが、この機能はまったく使っていません。 今もボタンが余っているからです。

まとめ

基本的にキーボード操作になっても困らないような設定にしています。 サイド12ボタンのマウスに比べ、選択肢が限られている左手デバイスがいつ壊れても問題ないようにです。

あまり参考にならないかもしれませんが、以上が筆者のキーバインドとデバイスの設定でした。


FF14設定に関する投稿一覧

その1: キャラクターコンフィグとシステムコンフィグ(未投稿)

その2: キーバインドとマウスと左手デバイスの設定(この投稿)

その3: HUDレイアウト


辰年キーキャップ(立体)の作り方

皆様、新年の準備の進捗いかがですか。

特に新年キーボードの準備はできているでしょうか。

一年の計は元旦にあり――と言われるように、初タイピングをどんなキーボードでおこなうかは、新しい一年をどう過ごすかを占う鍵となります。

そんなわけで、めでたく新年を迎えられるよう、2024年の干支――辰のキーキャップをつくりましょう。

できあがり

こういうのをつくります。

かわいいですね。

こういうふうに立体物をキーキャップにペタッとくっつけるだけです。それだけで辰年キーキャップは完成します。

アルチザンキーキャップというと、キーキャップの天面部分に造形することが多いですが、猫とか犬ならともかく、辰を平面上で描画することが筆者にはできないため、立体物をくっつける所業にでました。

こんなものをつけたキーキャップは押しづらいこと、この上ありません。実用には向かないことをご承知おきください。

材料と道具

続いて、材料と道具です。

  • 樹脂粘土(写真ではパジコのモデナ)
  • チャック付きポリ袋(写真ではジップロックフリーザーバッグMサイズ)
  • キッチンペーパー(100均でもどこでも)
  • 粘土板(汚れてもいい平面で、粘土がつかないもの)
  • 木工用ボンド(透明になる接着剤であればなんでも)
  • 水を入れたカップ(指を入れやすい深さで)
  • アクリル絵の具(辰に着色する時に使う色。写真では、サクラクレパスのアクリル絵の具)
  • プラスティック定規(透明なものが使いやすい)
  • 爪楊枝(ボンドをつけたり、ぬぐったりする)
  • スパチュラ(粘土工作に使う道具。爪楊枝等でも代用できるが、専用のこういうのがあると便利)
  • デザイナーズナイフと替え刃(粘土を切るのに使うから、カッターナイフでもよい)
  • (写真にないけど)先の細い油性ペン(顔を描くのに使う)

必要なものはこんなところです。

使うものは多いですが、飛び抜けて高価なものはありません。 強いて言えば、スパチュラが10本セットの2,500円くらいのものなのでそれが高価です。

作り方

では、作り方です。

注意事項

樹脂粘土は乾くと固まり、再成形が難しくなります。

そのため、使わない粘土はチャック袋に濡れたキッチンペーパーと一緒に入れておきましょう。

つくっている途中のものもすぐには使わないときは入れておいたほうがよいです。

頭と身体をつくる

頭と身体をつくるための粘土を取り出します。

余る分にはもったいないだけですが、足りないと調色がめんどうになるので、十分必要そうな量を取り出してください。

写真のように、だいたいの頭と身体の大きさ分を見積もるとやりやすいです。

粘土を薄緑色に着色します。

絵の具を入れすぎるとベタベタになって手は汚れるし、色が濃くなりすぎるしでいいことがないので、写真くらいの量で大丈夫です。 絵の具の容器の口を粘土にペタペタして量を調整しましょう。

そして、これを混ぜていきますが、このとき、折りたたむようにして混ぜると混ぜやすいです。

折りたたみ、折りたたみ、伸ばして、折りたたみ、折りたたみ、伸ばして――これを繰り返していくと、段々色が混ざっていき、全体が均等になります。

均等に混ざったら――あるいは、マーブル模様もかわいいかも?――、頭と身体の分にそれぞれ分けます。

まずは頭です。

手のひらを使って粘土を丸めた後、軽く横に伸ばします。

それから、スパチュラの柄の部分を使って、写真のように粘土を軽く押さえつけます。 そうするとへこみができるため、そこを顔のカーブとして整形します。

筆者は横から見るとこんな感じになるようにしますが、このあたりは皆さんそれぞれのお好きなようにしてください。

次に身体です。

先ほどの頭のように、丸めた後、軽く横に伸ばし、それから平たい面に軽く押し当て、底面をつくります。

しっぽは、身体の後ろをつまんでとがらせた後、少し上を向かせるとかわいいです。(個人の主観です)

これで頭と身体ができました。

頭と身体をくっつける

次に頭と身体をくっつけるため、デザイナーズナイフ(もしくはカッターナイフ)を使います。

しっかりとくっつけるために、くっつける断面を平らにカットし、断面を荒らします。(カットした残りは使うため、捨てないでください)

断面には水を少し付けておきましょう。

それから、頭と身体の断面をくっつけたら、その周りに細長くしたカット残り粘土を巻きつけます。

くるっと全周に巻きつけたら、スパチュラを使って、表面をならします。

こんな感じで押さえていきます。

このとき、白くなった水が染み出てくると思うので、全周を押さえ終わった段階で、余分な水をキッチンペーパーで吸い取ると作業がしやすいです。

そして、さらに表面をならします。 巻きつけた粘土と頭の身体の粘土がなじむように丹念になでつけましょう。

スパチュラの平たい部分で首の周りをぐるっと一周押さえつけた後、押さえつけた上下の部分をならすといい感じになるような気がします。

最後に、指で軽くぬぐうと表面の粉や白さをぬぐいとることができます。

こちらが完成形です。

乾ききっていないと、白っぽい色で目立ちますが、乾いてくると馴染むのであまり気にしないことです。

角をつくる

続いて、角をつくります。 粘土を取りだし、絵の具を混ぜます。 混ぜ方は頭と身体の粘土と同じです。

混ぜ終わったら、丸くします。

そして、丸い状態で定規を使ってコロコロします。

こうすると、先まで均等な太さの棒をつくることができます。

これを同じ長さにカットします。 この長さでおおよその角の長さが決まるので、お好きな長さに切ってください。

切るときは、無理に押さえつけて切るのではなく、刃を動かして、つぶさないように切りましょう。

切ったら、片端を指先でとがらせます。 両手の指で同時につまんで転がすと、同じくらいにとがらせるのがうまくいくかもしれません。

角をつける

頭に角をつけます。

ボンドを少量出します。 皆さんは横着せず、紙とかの上に出しましょう。 でも、小さい紙の上に出すと、パーツにボンドをつけたとき、パーツを持ち上げると紙と一緒に持ちあがってしまうので、汚れてもいいのであれば粘土板の上に直接出すと簡単です。 ボンドだから、乾いたらはがれるし。

角の断面にボンドをそっとつけて、頭にくっつけます。 両方つけたら、バランスを見ながら微調整してください。

ボンドの量によっては、以下の写真のようにボンドがはみ出ていると思います。

爪楊枝の先で、このボンドをぬぐいとりましょう。 そうすると、乾いた後も多少きれいになります。

耳をつくる

最後のパーツである耳をつくります。

作り方は角と同じです。

整形のコツは、片端をとがらせ、もう片端を少し平たくしておくことです。 平たくした方が頭にくっつく側となります。

整形したら、ボンドをつけ、頭にくっつけ、バランスを調整、余分なボンドを取り除きましょう。

これで、カタチは完成です!

顔を描く

仕上げに油性ペンで顔を描きましょう。

粘土が乾いて、表面が硬くなってから描くと描きやすいです。

さて、筆者はこんな顔にしました。

かわいいですね。

なんか、ポケモンのタケシを彷彿しました。

顔についても、皆さんそれぞれの好きなように描いていいので、自分のお気に入りの顔を描いてください。

キーキャップにする

忘れていました。

これはキーキャップです。 キーキャップにくっつけましょう。

その前に、少しふんいきを出すため、紅白の紙を敷きます。

絵の具と四角く切った紙を準備し、縁を赤く塗ります。

アクリル絵の具は乾くと、水ではとれないので、絵の具がはみ出てもよい場所で塗ることをおすすめします。

そして、キーキャップにはりつけます。

最後に、先ほどつくった辰を載せて完成です。

……でかいですね。

周りのキーの押下を阻害しそうです。

大きさは、皆さんも気をつけてつくりましょう。

まとめ

ということで、辰年キーキャップの作り方でした。

素人がつくっているので、小学生の工作感がありますが、手軽につくれて楽しいです。

みなさんもぜひ、自分なりの辰年キーキャップをつくってみてください。

余談

道具と材料をそろえるにあたり、Amazon.co.jpで買ったもののアフィリエイトリンクを貼ります。 その他の道具と材料はヨドバシ.comで購入しています。

3Dプリンタでパーツケースをつくっている

筆者の趣味はハンドメイドアクセサリとか自作キーボードとかレジンクラフトとかです。

そんなわけで、細かいパーツを山のように持っております。

今までは、それらを市販のケースに入れて収納していましたが、ちょうどよくはない感じでした。

こういう100均産の細かいケースは全体が小さいので複数のケースを持っていると整理が面倒だし、一覧性がいまいちです。

ではこんな感じに、小さいケースをA4サイズのキャリーケースに入れるのはどうかといえば、一覧性はいいですが、キャリーケースの中で小さいケースが遊ぶので、がちゃがちゃうるさいです。 それに、固定しておけないのがいまいち。

A4サイズのキャリーケース自体は、立ててまとめておけるので重宝しています。 できたら、このキャリーケースにちょうど入る仕切りがあればいいな……でも、後付けで動かせるタイプの仕切りだと、結局細かいパーツが仕切りの下で混ざっちゃうんだよな……。

ということで、A4サイズのキャリーケースにちょうどよいパーツケースをつくることにしました。

モデリング

モデリングBlenderでおこないました。

Fusion360も使ったことがありますが、最近はBlenderに慣れてしまったので、Fusion360の使い方を忘れたので、Blenderでおこないます。

最初につくったのがこんな感じの個別のケースです。(外寸49x52x30mm)

A4サイズキャリーケースの内寸を整数で分割し、キャリーケースにちょうどはまるようにしました。

でもひとつひとつ個別につくると、位置を動かしたいときは便利ですが、ケースの中で遊びやすいし、小さくて蹴飛ばす率が高くなりそうなので、モデリングと試作の段階で方向転換。

こういうふうにしました。

三つ分の升目がつながっているカタチです。(外寸215x49.5x36mm)

最初のモデルよりも高さを大きくしました。 そうしないと、キャリーケースを立てかけたときに、個別のパーツケースの中に入れたパーツがぶっ飛ぶことに気づいたからです。

これを試作してみるとよさそうだったので、これで行くことにしました。

製造

まずはFDM式の3Dプリンタでつくります。 機種はEnder3 S1です。

Ultimake Curaでスライスして、製造開始。 プレートはガラスプレートで、表面にはスティック糊を塗り塗りしてあります。

以前Ender3を使った際は、うまくプレートに定着せず、四苦八苦した記憶がありましたが、今回は難なく定着しました。 ベッドをしっかりと加熱保温していたこと、季節的に部屋を加温していたことが理由かもしれません。

そして、できたのがこちらです。

モデル通りに製造できました。

さらに、これをこうだ!

サイズはぴったりです。

後はこれを大量生産すれば……と思ったのですが、実はこれをひとつつくるのに7時間近くかかっています。

始業前に動かしたら、終業頃にできあがる――寝る前に動かしたら、起きる頃にできあがる――そんな所要時間です。 長すぎます。

このパーツケースを十個以上つくりたいと思っているため、製造時間が長いのは困りものです。

まあ、A4の短辺くらいの長さがある、大きめのモデルなのでしようがないかなという感じもします。

Ender3 S1も一世代二世代前の機種のため、スピードもそんなに出ないし……。

DMM.makeやJLCPCBなどの外部の製造サービスもあたってみましたが、最低でもひとつ2,3千円かかるため、却下でした。

そんなわけで、今はFDM式ではなく、光造形式の3Dプリンタでの製造を考えています。

FDMが『点』で製造するのに対して、光造形は『面』で製造するため、所要時間が短くなるのではないかと思ったわけです。

実際、スライサーソフトでスライスしてみると、筆者が所持しているHALOT MAGE Proでは、ひとつ3時間弱くらいでできあがると出ました。

よし、これだ!

と、思ったわけですが、我が家のHALOTは今、フィルムに傷が出来ていて、いつレジンが漏れ出すともわからない状態です。 そのため、先ほどSK本舗にFEPフィルムを注文しました。

A4サイズの3枚セットで1万円くらい。

痛い出費ですが、外部サービスに出すよりはマシかなという感じ。

フィルムが届いたら、さっそくこのモデルを製造してみたいと思います。

まとめ

というわけで、3Dプリンタでパーツケースをつくる話でした。

家に3Dプリンタがあると、こういうモデルの試作と製造が簡単にできていいですね。

皆さんも、是非ご家庭に3Dプリンタをご準備して、お試しください。

細かなものがうまいこと片付くかもしれません。

少し高価なレーザー彫刻機を買ったよ【LaserPecker2】

安価なレーザー彫刻機を買った筆者は、続いて少し高価なレーザー彫刻機の購入に踏み切りました。

ブラックフライデーで少し安かったのです。安かったのでついつい買ってしまったのです。

買ったのはこちら、『LaserPecker2』です。

前に、FLUXのbeamoがほしいなあと考えていましたが、値段とか置き場所、メンテを考えて、今のところはbeamoは諦めました。 今のところは。

それで、小型で、ちょっと高いがbeamoほどではないということで、LaserPecker2を購入しました。

本当は、最新機種のLaserPecker4がほしかったけど、そっちは値段がbeamo並なので、値段がいい感じの2にしました。

で、色々と使ってみたので、レビューもどきをしてみましょう。

設置場所

こんな感じに左手にガスコンロがある台所の机に設置しました。

設置場所を台所にした理由は排煙です。

レーザー彫刻をするとき、煙を何もしないでいると、部屋がもくもくになってしまいます。そのため、煙を換気扇に捨てるため、この場所になりました。

LaserPecker2(以降、LP2)はオレンジ色のカバーの後ろにファンがついています。そこにダクトホースをつなぎ、さらにもう一度ファンを挟み、最終的に換気扇の前へ煙を捨てている仕組みです。

部屋に置くにしてはおおげさな仕組みですが、そうじゃないと部屋に煙が充満して、命の危機におちいるので、必要な設備です。

買ったもの

購入するにあたって悩みましたが、以下の「多機能電動台座付き」にしました。

このセットには、

LaserPecker 2 彫刻機本体*1

多機能電動台座*1

電動スタンド*1

保護シールド*1

ゴーグル*1

アダプター*1

usbケーブル*1

日本語ユーザーマニュアル*1

がついてきます。

これにプラスして、以下のアクセサリセットを購入しました。

このアクセサリセットには以下が含まれます。

1 *収納用ケース

1*第三軸ボックス

1 *カットプレート

1 *バッチ彫刻ボタン

1 *Bluetoothドングル

1*排気パイプ

カットプレート(ハニカムテーブル的なギザギザの金属板)とBluetoothドングルを目的に買いました。

それぞれ、ブラックフライデー価格で111,199 + 28,899 = 140,098円となりました。

beamoやLP4よりは安いですが、高いことには変わりありません。必死で悩んで迷って購入しました。

ソフトウェア

LP2を操作するにはAndroid/iPhoneなどのスマホ、もしくは、WindowsなどのPCが必要です。

それぞれにソフトウェアがあり、無料でダウンロードできます。

使ってみた感じ、スマホアプリは必要最低限の機能で、本格的に使うならPCが必須だと思います。

PCと本体の接続はUSBもしくはBluetoothです。

USBはただつなぐだけでよいですが、Bluetoothの場合、PCにBluetooth機能があってもそのままではつながらず、購入したドングルを接続するとつながりました。(このドングルがBluetooth接続の場合必須なのかはわかりません)

成果物

操作時の設定値の加減が難しいですが、こんなふうなものをつくることができました。

(鶴の絵は https://www.thingiverse.com/thing:6295197より借りました )

けっこう細かいところまで描画できるなという印象がありました。

良い点、不満な点

手軽に使えるのが良い点です。小さいので、部屋の隅に置くことができます。ソフトウェアも使えないことはない程度にきちんとしているので、簡単に遊べます。

不満な点というか、このLP2がカバーしないのは、大きなものへの彫刻です。 幅の狭い細長いものは電動台座でカバーできますが、両辺とも長いものへは彫刻できません。 コンパクトさとの引き換えの欠点となります。

でも、レールでレーザーヘッドが動くタイプは場所をとるので、筆者としてはこれを購入してよかったと感じています。

おすすめするか?

高価なものなので、誰にでもすすめることはできませんが、金が有り余っていて、でも部屋は狭いから普通のレーザー彫刻機を置けないんだよね、という方にはおすすめとなります。

手軽に遊べるので、金と時間に余裕があるヒトはぜひ遊んでみてください。

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